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双方、弱い石が見当たらない局面です。大ヨセに入りましたが、白はどこに向かうのが最大でしょうか? |
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黒21で38のところのヒラキなら、白23のハサミとなります。白40は、黒41に白42〜46が予定の行動です。黒47の囲いに白48〜52は厚い打ち方。黒57の荒らしに白58のコスミは冷静な対応でした。 |
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白1のスベリは踏み込みが足りません。黒2に白3で右辺を地にすることはできますが、黒4、6の利かしから8まで、右上から上辺の黒地が立派で白やや不満といえます。 |
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白1の三々が最大の一手です。黒2に白3とハネる形で、黒4、6に白7のスベリが好手になります。ここで黒8なら、さらに白9とハウ要領。黒10から12なら白13のノビまで、この図は白成功です。 |
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白1から7に黒8のオサエなら、白9の出を利かしてから11と生きておきます。傷があるので黒12のハネは仕方ありません。白は先手で得をし、白13の好所に回り満足の進行です。 |
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白7のとき、実戦は黒8と単にハネました。そこで白9のハイは気合い。白は地で頑張りました。黒10以下黒はヨリツキを目指しますが、白17とオサエて右辺の白は心配ありません。黒18の局面で… |
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前図の進行に続いて、白1以下7のカケツギが厚い手でした。黒12の囲いは許しますが、白15から19のツケが好手で、白地もつく展開になります。白23のサガリまで、形勢判断をすると、黒地が約70目。対する白地も約70目で、コミ分白優勢といえます。やはり右上の三々を占めたのが正しい判断でした。 |
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