第七局

模様を立体化する

第2問
模様を立体化
テーマ図(黒番)
テーマ図(白番) 白1と受けたところです。
ここで黒はどう打ちますか?A、B、Cの中から選んでください。
手順図(1〜30)
手順図(1〜30) 白16のツケに黒17は下辺黒模様を意識した手で、21まで黒は立派な厚みができました。黒27は実利として大きい手。白28は黒に迫って大きい手です。
失敗図A
失敗図A 黒1は右辺に偏りすぎで、白2と打ち込まれると手を焼きます。黒3に白4から8と居直られ、白18までは一例ですが白に生きられてしまい甘いです。
失敗図C
失敗図C 黒1のトビは左辺に偏りすぎです。白2を決めてから白4〜8と軽く消されると、下辺の黒地はさほど大きくありません。この図では下辺の幅が狭いです。
正解図B
正解図B 黒1と箱型に構えるのが良い手です。白2の打ち込みはさすがに無理で、黒3から13まで白は生きられません。白の深い打ち込みには取りにいけるので、黒成功です。
正解変化1
正解変化1 白2と軽く消してくれば、黒3と受けます。白4から10にも黒11まで受けておき、この図は下辺の地が大きく黒満足です。
正解変化2
正解変化2 白2の打ち込みには、黒3から9と下辺を固めます。左下白は簡単には白地にならず、白10のとき黒11から動く手段があります。白12から黒21まで一例で、黒十分です。
Copyright U-CAN,Inc. All Rights Reserved. 禁無断転載 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-2-38