囲碁連盟トップページ > 囲碁用語
囲碁用語
鬼手(きしゅ)
 相手の意表を衝いて、肺腑をえぐる鋭い手のこと。



白1のツケが相手の意表を衝く鬼手である。
白1で白a、黒b、
白cは黒dの出がきびしい。



白1に黒2と受ければ、白3・5を決める。
黒6と出ても白1が働いて、
白7で何事もない形である。



白1に黒2と反発すると白3・5が鋭いよい手順。
白11まで先手でシメツケて13へ回る。
黒aの狙いも封じており、
白はこれ以上ないサバキ形を得て満足。
白1はまさに鬼手と言える。
坂田栄男名誉本因坊の歴史に残る一手。

  
ページの先頭へ戻る 日本囲碁連盟のホームページへ