形勢判断
碁の途中で、どちらがいいか形勢を判断すること。
形勢判断が正確か否かによって勝敗も左右されることが多い。
形勢が悪ければ多少危険をおかしても強く打たなければいけないし、形勢が良ければ紛糾を避け引き揚げる。
形勢判断が誤っていれば、悪い碁をそのままずるずると負けてしまったり、また勝っている碁を打ち過ぎてひっくり返されることもある。
初級者の上達法として、
「すくなくとも一局のうち三度、序盤の後半、中盤の最中、終盤の始め、この三回は全体を眺めて形勢を判断する習慣をつけるのがよい」
という高段プロ棋士のアドバイスがある。