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囲碁用語
秀策流(しゅうさくりゅう)
 幕末の本因坊秀策が打ち出した布石法。



黒1、3、5と三隅をそれぞれ向きの違った小目で先占する。
この布石は秀策(1829〜62)以前にも打たれたことがあるが、
秀策がこの1、3、5の布石を用いて先番必勝であったことから、
とくに秀策流の名が高くなった。

秀策以前は黒3で左下隅へ打ち白4で右下隅へ打つ、
いわゆるタスキ型が主として打たれていた。

黒7が秀策のコスミ。秀策自身が
「碁盤が十九路であるかぎり、この手が悪手となることはないだろう」
と言ったと伝えられる。

しかしコミ碁の現在、黒7でaなどとハサんでいく碁が多くなっている。

  
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